薬機法 第十三章 第六十九条の二 PMDAによる立ち入り検査など
(機構による立入検査等の実施)
原文
第六十九条の二 厚生労働大臣は、機構に、前条第一項若しくは第五項の規定による立入検査若しくは質問又は同条第四項の規定による立入検査、質問若しくは収去のうち政令で定めるものを行わせることができる。
2 都道府県知事は、機構に、前条第一項の規定による立入検査若しくは質問又は同条第四項の規定による立入検査、質問若しくは収去のうち政令で定めるものを行わせることができる。
3 機構は、第一項の規定により同項の政令で定める立入検査、質問又は収去をしたときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該立入検査、質問又は収去の結果を厚生労働大臣に、前項の規定により同項の政令で定める立入検査、質問又は収去をしたときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該立入検査、質問又は収去の結果を都道府県知事に通知しなければならない。
4 第一項又は第二項の政令で定める立入検査、質問又は収去の業務に従事する機構の職員は、政令で定める資格を有する者でなければならない。
5 前項に規定する機構の職員は、第一項又は第二項の政令で定める立入検査、質問又は収去をする場合には、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があつたときは、これを提示しなければならない。
分かりやすく
第六十九条の二
第1項
厚生労働大臣は、PMDAに、六十九条第1,5項の立入検査や質問、第4項の立入検査、質問、収去のうち政令で定めるものを行わせることができる。
第2項
都道府県知事は、PMDAに、六十九条第1項の立入検査や質問、第4項の立入検査、質問、収去のうち政令で定めるものを行わせることができる。
第3項
PMDAは、第1,2項の立入検査、質問、収去をしたときは、その結果をそれぞれ厚生労働大臣や都道府県知事に通知しなければならない。
第4項
第1,2項の立入検査、質問、収去の業務を行えるPMDAの職員は、政令で定める資格を有する者でなければならない。
第5項
第4項に規定するPMDAの職員は、第1,2項の立入検査、質問、収去をする場合には、その身分を示す証明書を携帯し、それに関係する人から開示するよう請求があったら、これを提示しなければならない。